レポーター
アナウンサーと違う点は幾つか挙げられるのですが、最も大きく相違を感じるのはその現場でのリアルな雰囲気を伝えるに当たって、レポーターの能力により大幅にニュアンスが異なるところにあるのではないでしょうか。テレビ局内でニュースを読むのと地域に密着したレポートを繰り広げるのとでは全くの異業種と言えるでしょう。そうなるとオーディション写真に於いても、まず才色兼備を念頭に置くのではなくあらゆるシチュエーションでの仕事に如何に順応性があるかで、その器用さが前面に感じ取れるものが必要になってくると言えます。かといってタレトのようにただただ回りのフォローに助けられながら、自分の個性を発散させるような進行も不可能で、あくまで芯の通った番組作りを自らが切り開かなければならず、オーディション写真にも多面的要素が求められることになるのです。物事に対する敏感さや感受性の強さ、またそれを大衆に伝えるための表現能力を最も求められる職業と感じます。本来企画と言うものは様々な分野での才能が結集し一つの大きな力を生み出すべく努力を重ねるのですが、映画やドラマのヒロインがその中核を成す様に、この職種に関しても取材する一人の人物が行く先々の脇役の助けを借りてストーリーを築き上げるという事が言えるのではないでしょうか。むしろ女優なら台本に則って監督の演出に忠実に演技を遂行すれば形が出来上がるのでしょうが、レポーターの場合、あらゆる予期せぬハプニングも独自の個性で難なく良い方向に転化させなければならず、有る意味これほど難しくかつやりがいのあるポジションも珍しいのではないかと感じます。

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