女優
オーディション写真の中で、演技力につながる要素を最も重視されるジャンルと言えるのですが、案外、笑顔を作ることが苦手な人が多いことに驚かされます。スクールの立場から見れば女優と言う職業は、自分の意思とは関係なく、笑ったり、泣いたり、怒ったり、とあらゆる心理の動きを瞬時に表現できなければならず、オーディション写真を撮る段階に於いても、にこやかに微笑むことも出来なければ、或いは素質が無いと諦めた方が良いかもしれません。さすがにすました顔で雰囲気を出す、というのは相当、高度なことだと思うのですが、サービス精神を持って笑顔を作るというのは、接客業のアルバイトでも、或いは、交友関係に於いても、普通に社会人として生活する以上、必要不可欠なことだと思います。ましてや、演技のプロを目指す人にとって、それを排除しては、先に進めません。稀にクールな表情の方が得意だとする場合があり、それほど表現力が必要でないと思いがちなのですが、これは、相当、高いテンションでの深い演技力が不可欠と言え、ただ単にすましただけでは、逆にやる気の無さを強調するだけに終ってしまいがちで、オーディション写真として成立させることは、至難の技と言えます。やはり何事も基本をしっかり押さえた上で、それを確実にマスターした後、様々な分野へのチャレンジにトライすべきなのではないでしょうか。一時の思いつきや感情で物事を捉えるのでは無く、着実に一歩一歩、長いスパンでの努力を惜しまない姿勢は、オーディション写真からも、しっかり見て取れるものであり、又、女優という職業そのものの姿なのではないでしょうか。

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スクール・インプレション
オーディション写真としての見解はこのケースに於いては割愛するが、意表をつくシチュエーションフォトグラフとして美しい作品である。全体の色調のコントロールがさりげなく表現されており、お洒落な女優の宣材フォトと言った所だろうか。
