アナウンサー
審査基準によって、アピールの仕方は様々なものがあるのですが、テレビ局のアナウンサーの場合、そのオーディション写真で、まず芯の強さやまじめさに象徴される理路整然とした雰囲気を強調しなければなりません。しかし、それだけでは、型どうりの画一化される没個性的な感も拭えず、最近ではタレント性重視の傾向も増えてきつつあります。基本的な教養は兼ね備えているけれど、ユニークな個性も見て取れるという人を採用する傾向があります。これは、情報化社会に於いて、その伝達の方法が多様化した事に端を発し、職業の垣根があまり無くなって来たことによる物なのではないでしょうか。従ってオーディション写真に於いても、一見タレント志望かと思うようなものの方が有利な場合もあります。落語や漫才の世界でも、中学を卒業してすぐに師匠のところへ弟子入りし、長年かかって芸を身に付ける、という時代から、今は高学歴であることが大きなアピールポイントになっていたり、芸の開拓は自己とひたすら向き合い探求を続けると言うスタンスが主流となって来ています。キャスターもそう言う意味では、台本通りに進行することから、いかに殻を破り、今までには無い逸脱したキャラクターで勝負するか、という時代の到来と言えるかもしれません。スクールの立場からみるとオーディション写真に於ける表現方法で、今までの様な才色兼備だけをフューチャーするのでは無く、そこに何か人とは違った意表をつくオリジナリティーが必要で、今まで以上に難関を突破しなければならない職種と言えるのではないでしょうか。

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